テクニック講座 カタマリを壊す その1 こんにちは、スタッフ野田です。ブレイクして的球が適度に散り、取り出しの球がイージーボールだったら「マスワリチャンス!」とどなたでも思うことでしょう。しかし現実はそれほど甘くはなく、何個かの的球がくっついてしまい、これを散らさなければランアウトはできないという配置になることも多いですね。そこで今回は、こういった的球のカタ... 2021年11月18日
My Favorite Cue リチャードブラック/RICHARD BLACK #145 お客様から投稿いただいた、キューメーカーの重鎮、リチャード・ブラックのキューです。ビリヤード歴の古い方ならその名を知っていることは勿論、現物を見たり所有されていたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。1990年代までは伝統的なデザインを基本とした12のモデルをベースとしてキューを作り、シンプルなエントリーモデルなど... 2021年11月11日
テクニック講座 薄い球 こんにちは、スタッフ野田です。今日のお題は薄い球についてです。意図的に薄めにポジションする場合もありますが、的球を入れるだけなら厚い方がポケットしやすいという意見に異を唱える人はいないでしょう。一般的に言って薄くなるほどポケットすることが難しくなり、手球が大きく動くためにポジションも難しくなるからです。では、なぜ薄い球... 2021年10月28日
My Favorite Cue キケル/KIKEL #144 キケル・キューです。コロラド州に住む、デビッド・キケルが製作しているキューです。創業は1980年代後半という熟練キューメーカーなのですが、製作本数が少ないので、特に日本国内ではあまり見かけないキューです。独特のデザインと工作技術には定評があり、腕前を見込まれて大手の販社と契約して特別製のキューを製作したこともありました... 2021年10月14日
テクニック講座 超初心者用ビリヤード・ドリル #014 こんにちは、スタッフ野田です。 キューショップジャパンの「超初心者用ビリヤード・ドリル」のページへようこそ!このページでは、ビリヤードが上手くなりたいけれど、どんな知識が必要でどんな練習をすれば良いかが分からないという初心者の方のために、最低限必要な知識やスタッフ野田オススメの練習法などをご紹介します。 前回は手球の中... 2021年10月7日
My Favorite Cue シュレーガー/SCHRAGER #143 大御所バート・シュレーガーのキューです。お客様から投稿していただいたもので、入手されたのは30年ほど前とのことですが、製造されたのはそれよりもかなり古い年代の物と思われます。一見して分かるように、よくあるショートスプライス構造ではなく、フルスプライスポイントのキューとなっています。いわゆる「本ハギ」と呼ばれるものです。... 2021年9月25日
My Favorite Cue バイキング/VIKING #142 ウイスコンシン州のメーカー、バイキングのキューです。アメリカの3大マスプロダクション・キューメーカーといえば、マクダモット、メウチ、そしてこのバイキングというイメージですね。ビリヤード歴の長い人ならこれら3社のキューを見たり使ったりした経験をお持ちでしょう。バイキングは1965年、マクダモット、メウチはどちらも1975... 2021年9月8日
テクニック講座 超初心者用ビリヤード・ドリル #013 こんにちは、スタッフ野田です。 キューショップジャパンの「超初心者用ビリヤード・ドリル」のページへようこそ!このページでは、ビリヤードが上手くなりたいけれど、どんな知識が必要でどんな練習をすれば良いかが分からないという初心者の方のために、最低限必要な知識やスタッフ野田オススメの練習法などをご紹介します。 前回までは、プ... 2021年8月26日
My Favorite Cue ショーン/SCHON #141 ウイスコンシン州のミルウォーキーに工房がある、ショーン・キューです。創業は1981年で、外観からは伝統的な構造・デザインを踏襲したキューのように見えますが、フェノリック樹脂のコアを持つステンレスのジョイントなど、後のキューメーカー達の多くが採用するような優れた構造を開発したメーカーです。現在も製造は続けられており、過去... 2021年8月19日
ビリヤードよもやま話 イカサマショット スタッフ野田です。今回ご紹介するのは、一見まともなプレーのようなのですが、実はとんでもないイカサマ(もちろんファウル)であるというショットです。トーナメントプレーヤーによる競技試合でそんなショットが行なわれることはまずありませんが、プライベートのゲームでは絶対ないとは言えません。日本で「ハスラー」と言うとビリヤードプレ... 2021年8月10日
テクニック講座 穴前の的球について その2 スタッフ野田です。前回に続き、穴前の的球の処理についてです。前回は穴前といっても、的球とポケットの間隔が少し空いている例をご説明しました。今回は、的球がポケット直前にある場合について考えたいと思います。 この配置では前回ご紹介した「ハジキ」で9番にポジションする方法を使うことが難しくなっています。手球がポケットの角に当... 2021年7月29日
テクニック講座 穴前の的球について その1 スタッフ野田です。本日のお題は、穴前の的球の処理についてです。穴前といっても1ポイントくらい離れたものからポケットの中に入り込んでしまっているものまであります。ラストボールが穴前なら歓迎ですが、次の的球にポジションするためには穴前ならではの難しさがあったりします。入れるのは簡単でもポジションするのは難しい場合も多く、決... 2021年7月21日
My Favorite Cue ランボー/RAMBOW #140 ハーマン・ランボーのキューです。日本ではあまり知られていないと思います。「ランボー」と聞いて映画ではなく、キューメーカーの事を思い浮かべる人は相当なキューマニアですね。おそらく日本国内でランボー・キューの実物を見たことがあるという人はごく僅かでしょう。スタッフ野田もアメリカでしか見たことが無く、初めて目にしたのは名匠バ... 2021年7月15日
My Favorite Cue コグノセンティ/COGNOSCENTI #139 コグノセンティ・キューです。1990年代に、NC旋盤を駆使した斬新なデザインとエポキシ樹脂製のジョイントピンなどの新機軸で一世を風靡したキューです。製作者のジョー・ゴールドはシカゴ近郊に住んでいて、地元では名の知られたトーナメントプレーヤーでした。家具の製作を生業としいて、趣味でバイクの部品を作ったりしていたジョーは、... 2021年7月8日
テクニック講座 不可能を可能にするショット その7 こんにちは、スタッフ野田です。ピンチを一発で脱出するミラクルショットをご紹介する「不可能を可能にするショット」のコーナーです。いつもうまくいくとは限りませんが、無為無策のフロック狙いよりはマシだと思います。では、今回の配置をご覧ください。 ゲームはナインボールで、1番は手球のすぐ前にありますが、ポケットするのは困難です... 2021年6月29日