ビリヤードとウエイトトレーニングの関係について

  • 2018.07.10
  • Q&A
ビリヤードとウエイトトレーニングの関係についての質問をさせてください。私は八年以上、ウエイトトレーニングを続けております。使用キロ数はダンベルが25~30キロ、ベンチプレスなどに使用するバーベルが105~130キロです。その他、多種多様なボディーメイキングも施しております。そのようなトレーニングを項目別で週に四日、欠かすことなく行っている次第であります。しかし、ビリヤードが上達していくにつれて、このような負荷を好むトレーニングが相反しているように思えてならないのです。時に腕を振っている感覚が麻痺してしまっていることや、グリップに触れている指先の感覚がなくなってしまったりと、ビリヤードという繊細な競技にとって、致命的なことがあまりにも多くなってきているのです。結果、キュースピードが滅茶苦茶になってしまったり、タッチの感覚が一切無くなってしまたりと、心地の良い球撞きが出来ないでいるのです。自分よりも上級の方に相談をしてみるのですが、単なる筋肉痛程度の一時的なことだと勘違いをされ、あまり良い回答を得るまでには至っておりません。それもそのはず、周囲にいる上級の方達はウエイトトレーニングなどというものを一切行わないのですから、私が何に悩み、苦しんでいるのかがさっぱり理解していただけない現状なのです。試しに一度、一週間ほどトレーニングを止め、球撞きだけに専念してみた時期がありました。結果はとても良好なものでした。考えていた以上に身体が軽くなり、腕や肘、それに指先に至るまで感覚が行き届いているようでした。ビリヤードは二年間、ほぼ休むことなく撞いてきました。とても苦しい時期もありました。周囲には順調以上の成長だと言われてきましたし、自分としても努力を怠るようなことだけはしなかったつもりです。しかし、ここに来て負荷のかかるトレーニングが仇になっているように思えてならないです。栗林プロが日々トレーニングを積んでいることを、過去のブログで拝見させていただきました。そして自分にあった、無理のない素晴らしい身体を造っていることも、写真や映像で見て取れます。海外のプロではホーマン選手、フェイエン選手、カーピンイ選手やジェーソン・ショウ選手なども素晴らしい身体を持っておられますね。さすがはプロフェッショナルなアスリートだな、と感心してしまいます。負荷のかかるウエイトを止めるつもりはありませんし、更に負荷を増やしたいと考えおります。ここまで頑張って造った身体を捨てることは出来ないのです。しかし、ビリヤードも更に成長していきたいと考えております。栗林プロが考えるトレーニング方法や、意見などを参考にしたく質問させていただきました。ちなみに私の身長は185センチで、体重は77~80キロを常に維持しております。トレーニングを始める切っ掛けは、細すぎる身体がコンプレックスだったからです。60キロありませんでした……ダラダラと長文を綴ってしまい申し訳ありません。御返答していただけると、大変貴重な意見として嬉しい限りであります。ご多用中恐縮でございますが、どうぞ宜しくお願い致します。
お恥ずかしながら、私はそんなに筋力トレーニングはしていません。人並み程度の腹筋や背筋を少しやっているだけです。。。汗  ですが、海外の選手はみんなビリヤードの為にトレーニングを積んでいるのかはわかりませんが、非常に素晴らしいウエイトであることは間違いありません。私が考えるビリヤードにとって必要な筋力は、脚力、腹筋背筋、握力が大事だと思います。脚力は長時間試合をする為。腹筋背筋は、フォーム全体の安定感を造る為。握力は、キュー切れを強化する為。腕力はキューを持っている感覚がなくなってしまう為、あまり鍛えない方が良いと考えております。確かトースティン・ホーマン選手が『腕力はビリヤードにとって邪魔だ』と言っていましたよ!