My Favorite Cue meucci メウチ/MEUCCI #037 メウチ・キュー アメリカ3大キューメーカーの1つ、メウチです。 マクダモット、バイキングと並ぶアメリカの量産キューメーカーの代表です。 日本では「メウチ」の名で呼ばれることが一般的ですが、実際の発音は「ミューチ」に近いです。 他のキューメーカーとは一線を画す仕様をいろいろ持ったキューです。 フォアアームです、 このキュ... 2018年6月10日
ビリヤードよもやま話 ビリヤード雑誌「ピカソ」 その1 こんにちは、スタッフ野田です。 先日、古いビリヤード雑誌についてこのブログでご紹介しましたが、そのうちのひとつ「ピカソ」という雑誌を作った村田氏と会い、長年の謎だったこの雑誌の生い立ちと終焉(?)についてお話を聞くことができました。 「ピカソ」が第8号まで発行されたところで後継の「ポケットハウス」になり、ポケットハウス... 2018年6月8日
My Favorite Cue schon ショーン/SCHON #036 ショーン・キュー ショーンです。 ドイツ語で「美しい」を意味する言葉ですね。 ウイスコンシン州にある、著名なキューメーカーです。 日本でも過去に大変人気があり、懐かしいと思われた方も多いでしょう。 現在でもまだ使っている人を時々見かけます。 フォアアームです。 ステインのかかったメイプルのフォアアームに黒檀の4本ハギで... 2018年6月7日
My Favorite Cue phillippi フィリッピ/PHILLIPPI #035 フィリッピ・キュー メリーランド州のキューメーカー、リチャード・フィリッピのキューです。 フィリピンのキューではありません。全く無関係です。 製作本数が少ないためあまり知られていませんが古参のメーカーで、名プレーヤーのルーサー・ラシタール(故人)と親交があり、彼が使っていたバラブシュカ用のシャフトを作ったという逸話があ... 2018年6月5日
My Favorite Cue bender ベンダー/BENDER #034 ベンダー・キュー(ルイ16世) アラスカのキューメーカー、マイク・ベンダーです。 DAGGER(短剣)と呼ばれる浮きハギが5本入った「ルイ16世」と呼ばれるデザインです。 このDAGGERは、マイク・ベンダーがオメガ/DPKキューを作っていた頃にデザインされたインレイで、ベンダー・キューとして独立した後も、彼の代表的な... 2018年5月31日
テクニック講座 ビリヤード14-1解説ストレートプール 羅立文プロ14-1解説その4 こんにちは、スタッフ野田です。 羅立文(ローリーウェン)プロによる14-1解説動画その4です。 先日行われた全日本14-1選手権では惜しくも連覇を逃しましたが、それでも準優勝ですから誰もが認める14-1の実力者としての評価はゆるぎないものだと思います。 今回も例によって、1球ずつ次に何をしたいかを説明しながら撞いてもら... 2018年5月28日
My Favorite Cue prewitt プルーイット/PREWITT #033 プルーイット カリフォルニアのキューメーカー、エド・プルーイットのキューです。 繊細な加工と丁寧な仕上げで知られています。 フォアアームは、標準的なメイプルに黒檀の4本ハギデザインです。 ハギの中にノッチド・ダイヤとドットのインレイが入れられています。 クローズアップです。 4枚のベニヤの色遣いが絶妙です。 ハギの中の... 2018年5月24日
My Favorite Cue richard black リチャード・ブラック/RICHARD BLACK #032 リチャード・ブラック リチャード・ブラックです。 バラブシュカを手本にしてキュー製作を学んだと言われていますが、このキューはザンボッティの影響を強く受けているようです。 基本的なデザインは非常にオーソドックスなものですが、ちょっと変わっている点もあります。 フォアアームです。 バーズアイメイプルに黒檀の4剣という王道... 2018年5月18日
ビリヤード(ノダブロ) ビリヤード雑誌について その2 こんにちは、スタッフ野田です。 ビリヤード雑誌の紹介 その2です。 私がリアルタイムで読んでいたのは、前回ご紹介した「ピカソ」が最も古いもので、これ以前となると、もう私がビリヤードに関わる前の話になるのですが、「月刊ビリヤード」と「月刊毎日ビリヤード」というものがありました。 写真の号は昭和49年の発行になっています。... 2018年5月17日
My Favorite Cue bender ベンダー/BENDER #031 ベンダー・キュー アラスカ在住のキューメーカー、マイク・ベンダーが2003年に製作したキューです。 デザインは奥さんのトレーシーが担当し、製作をマイクが行っています。日本のHAKUキューを製作している高橋夫妻と同じですね。 少数生産のカスタムキューメーカーは家族で経営していることが多く、このように奥さんが製作に関わって... 2018年5月10日
My Favorite Cue southwest サウスウエスト/SOUTH WEST #030 サウスウエスト 2015年・2017年全日本選手権の覇者、フィリピンのヨハン・チュア選手です。 ご紹介するのは彼が愛用するサウスウエスト・キューです。 これぞサウスウエストという、昔から変わらない伝統的なデザインです。 創設者のジェリー・フランクリンは名匠カーセンブロックから自動車修理の費用代わりとしてキューをもらい、... 2018年5月3日
テクニック講座 羅立文プロ14-1解説その3 こんにちは、スタッフ野田です。 羅立文(ローリーウェン)プロによる14-1解説動画その3です。 例によって、1球ずつ次に何をしたいかを説明しながら撞いてもらっています。 それでは早速動画をご覧いただきましょう。 今回はラックを下から割るブレイクから始めます。 下から割る際には手球がフットレール側に残ってしまいやすく、... 2018年5月3日
My Favorite Cue jensen ジェンセン/JENSEN #029 ジェンセン ルイジアナ州のキューメーカー、マイク・ジョンソンが作るジェンセンキューです。 「なぜジョンソンが作るキューがジェンセンなのか?」 ごもっともな疑問です。 マイクの祖先はスウェーデンからアメリカへ移住してきたのですが、その際に名前をJENSENからJOHNSONに変えたのです。当時の移民の多くが同様に名前を変... 2018年5月1日
ビリヤード(ノダブロ) ビリヤード雑誌について その1 こんにちは、スタッフ野田です。 みなさん、最新版のCUE'S(vol.188 2018年5月号)をご覧いただけたでしょうか。 不肖スタッフ野田がタップについて蘊蓄を述べさせていただいた記事が掲載されていますので、是非ご覧ください。 今回はこれにちなんでビリヤード関係の雑誌(定期刊行誌)についてお話したいと思います。 ま... 2018年4月26日
My Favorite Cue gulyassy ガリアッシー/GULYASSY #028 ガリアッシー・キュー マイク・ガリアッシーのキューです。 「ガリアッシー? 聞いたことない!」という方でも、スレッジハンマーの名前をご存知の方は多いでしょう。いわゆる先角一体型のタップで一世を風靡したキューです。 実はスタッフ野田は個人的にこのキューにちょっとした思い出があります。それはキュー自体やキューメーカーに対し... 2018年4月24日