こんにちは、スタッフ野田です。
キューショップジャパンの新企画「超初心者用ビリヤード・ドリル」のページへようこそ！
このページでは、ビリヤードが上手くなりたいけれど、どんな知識が必要で
どんな練習をすれば良いかが分からないという初心者の方のために、
最低限必要な知識やスタッフ野田オススメの練習法などをご紹介します。
今回はスタンダードブリッジの作り方です。
ループブリッジとも呼ばれます。
ほとんどビリヤードを知らない人のブリッジを見ると、不完全なスタンダードブリッジであることが圧倒的に多く、オープンブリッジを作ろうとする人はまずいません。親指と人差し指で作った輪（ループ）の中にキュー（シャフト）を通すというおぼろげなイメージがあるのでしょう。ビリヤードが上手くなりたい貴方は、これをしっかりマスターする必要があります。
ではその作り方です。
1. まず前回ご紹介したオープンブリッジを作ります。
2. 中指、薬指、小指はしっかりテーブルに付けたまま、人差し指を持ち上げて手前に曲げます。
3. 人差し指の先と親指の先を合わせて、ループを作ります。
4. 作ったループを中指に押し付けて固定します。
親指を中指の側面に押し付けるような感じです。
文章で書くと簡単ですが、慣れないうちはなかなか形が定まらないと思います。
親指と人差し指の合わせ具合は、人によって手の大きさや関節の具合によって異なるので、自分で快適だと思うところで合わせて構いません。
最も重要な点は、親指・人差し指・中指が必ず他の指に接していることです。
この3本の指のうちどれか1本でも宙に浮いているようでは、安定したブリッジにはなりません。最初のうちは違和感がありますが、その形を保って撞いていると自然になじんできます。
色々な角度で撮影したスタンダードブリッジを参照してください。
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スタンダードブリッジは最も多用されるブリッジで、その理由は何といっても安定性にあります。シャフトの全周を指で包み込む形なので、ショットの際のブレを最小限に抑えることができます。特に強いショットの時にはこのブリッジが大きな効果を発揮します。
どれくらいループを絞ってシャフトにプレッシャーをかけるかについてですが、
ゆるくては意味がありませんし、強すぎればスムーズにキューを出せなくなります。この加減を文章で説明するのは不可能で、自分で最も良いと感じるように調整してもらうしかありません。
ブリッジを作る練習というのは時と場所を選ばずにできるので、形が固まってくるまでは色々試してみてください。そのうちに自分なりにしっくり馴染む形が決まってきます。
ブリッジを組む補助器具として、こんな便利グッズがあります。
なかなかうまく組めないという方は、お試しください。
