ADAM JAPAN Co., Ltd.
アダムのキューです。
キュー尻に大きくロゴとメーカー名が入っていて、一目瞭然ですね。
この写真だけでは何の変哲もない、ごく平凡なアダムキューのようにしか見えないかもしれません。
しかし、普通のキューと比べてみると・・・
隣に置いてあるのは一般的な長さ(58インチ:約147cm)のハウスキューです。
ご覧の通り、このアダムキューは通常の1.5倍もの長さがあるのです。
長さに比例して太さや重さも通常とはかけ離れたジャンボサイズになっています。
実はこのキューはアダムキューの宣伝用に作られたもので、実際に使用するための物ではありません。
プロモーション用の看板キューと言えば的を得ているでしょうか。
スタッフ野田は親しみを込めてこのキューを「ジャンボッティ」と呼んでいます。
JPBA松村プロに特別出演していただきました。
決して合成写真ではありません。
この写真からもその巨大さがお分かりいただけると思います。
シャフトを付けた状態での通常キューとの比較です。
デザインとしてはメイプルに黒檀の4剣といった感じですが、おそらく黒い部分はメイプルを黒く染めているのではないかと思います。
長さは230cm、重さは1,435g(約50オンス)、ジョイント直径は30mm、タップ直径は20mmとなっています。
グリップは薄手のラバー系グリップが付いています。
バットスリーブです。
看板用キューだと分かれば、ネームとロゴが異様に大きいのも納得です。
バンパーゴムも大きいですが、何か他の製品用の物を流用しているのかもしれません。
シャフト側にもネームとロゴが入っています。
海外輸出用のアダムキューなどでシャフトにロゴが入っている場合がありますが、メーカー名まで入っているのは珍しいですね。これも看板用キューゆえの仕様なのでしょう。
ジョイントを通常のキュー(18山)と比較してみました。
規格不明のジョイントピンを使ったフラットフェイスです。
キュー全体の大きさに比べるとジョイントピンは細くて頼りない気がしますが、実際にプレーに使うことを考えて作られているわけではないのでしょう。でもタップが付いていますので球を撞くことは一応可能です。シャフトが太すぎてスタンダードブリッジは組めませんが・・・
池袋の「ビリヤード・ロサ」に現物が展示してありますので、実際にご覧になりたい方は是非ご来店ください。
日本が世界に誇るアダムキュー、当店にもムサシを始めたくさんのラインナップがあります。