こんにちは、スタッフ野田です。
「ポケットハウス」第3号 後編のご紹介です。

36~37頁

京都のビリヤードマップです。
「ビリヤード白ばら」が載っています。
 トリックショットで有名な木村プロ(故人)のお店でした。スタッフ野田はお店に電話をかけて木村プロにトリックショットのビデオを注文したことがあります。ビデオ(VHSビデオテープ)はすぐに届いたのですが、しばらくして木村プロは何種類かのトリックショットを加えた改訂増補版(?)のビデオを無償で送ってきてくれました。木村プロが元気なうちに一度訪問してみたかったのですが、その機会は永遠に失われてしまいました。

38~40ページ

奥村プロのビリヤード教室です。
お題がナインボールだったので、このページを食い入るように読んだ人も多かったのではないかと思います。当時ナインボール小僧だったスタッフ野田ももちろんその一人でした。
今回特に強調されているのは「フリ」の重要性です。
ストップショットで常に次のポジションが取れるなら文句なしなのですが、残念ながら実際にはそんな配置になることは稀で、常に正しいフリをつけながら手球の動きをコントロールしながら取り切ることが求められます。
マスワリ達成の嬉しさについても奥村プロは語っています。
上級者になるとマスワリなんて珍しくもないという気持ちになってきますが、それでも難しい配置を取り切れると「やったぜ!」と思うものです。

41ページ

広告のページです。
ウエスリー大山さんは、高価な海外カスタムを扱うことで結構有名な人でした。スタッフ野田も何本か見せてもらったことがありますが、とても手の出せる価格帯ではありませんでした。

42~43ページ

ストレートプール(14-1)の紹介記事その3です。
複数の的球が固まっている状態でいかにポケットできる的球を探し出すかという
話がメインとなっています。
複数の的球がからむと的球間の摩擦などの影響で予測より大きく異なる動きをすることがあります。したがってバンクショット同様、絶対にポケットするという確証がなくなるのでできれば避けたいショットなのですが、他に良い手段がない場合も往々にしてあるのです。
セーフティにも言及されていますが、14-1はエニーボールのゲームであるがゆえに完璧なセーフティをすることは非常に難しく、セーフティのつもりが的球が
丸見えになってしまったという失敗が上級者でも見られます。
最後に木村プロの曲玉「三日月」が紹介されていますね。
スタッフ野田の好きな曲球の1つです。成功させるのはちょっと難しいですが、
幾何学的に美しい配置だと思います。

44~45ページ

各地のトーナメントの結果報告ページです。
2ページでは収まりきらないほどたくさんのトーナメントが開催されていました。

46~48ページ

スタッフ野田にはあまり興味がないシネマ&ミュージックのコーナーです。
48ページにロバート・バーンのPool&Billiardsのビデオ販売の広告があります。
9,800円もしますがスタッフ野田が買い込んだのは言うまでもありません。
続編の日本語版ビデオも発売されて、勿論そちらも買って2巻合わせて100回は見たでしょうか。
それほど当時は情報に飢えていた時代でした。

49ページ

キューショップ「ビルズ・キュー」の取材記事です。
まあ、ビリヤードブームに乗っかってキューの販売を始めたという、よくあるパターンですね。
オークションのアンティーク時計はスタッフ野田にはさっぱり価値が分かりませんが、ザンボッティ(ガスかな?)の45万円は状態がいいならお買い得品ですね。

50ページ

広告のページです。

51ページ

「ビッグタウン」という映画の紹介です。
というか、クラップスというダイスのゲームの紹介がメインの記事です。
「新たな室内ゲーム」として紹介されていますが、アメリカでは古くからある大変ポピュラーなゲームで、ラスベガスの大通りに並ぶカジノには必ず備えられています。
勝手が分からない(最初に7か11の目が出ると勝ちになるということだけ知っています)のでスタッフ野田はやったことがありませんが、ダイスを投げる人はもちろん、周囲の人達(彼らも賭けています)の熱気が漂う独特の雰囲気があります。

52~53ページ

お店の紹介のページです。
横浜の「ハイランド」は、設置台数が多く公式トーナメントもよく開催される神奈川県の最も主要なビリヤード場の1つだったのですが、建物の老朽化により数年前に閉店となってしまいました。

54~55ページ

お店の紹介の続きです。
レスラーの話やプレゼントの話など色々ありますが、グアム旅行に20名も招待するお店があるのには驚きです。バブルだなあ~。

56~57ページ

読者からのお便りコーナー。
村田編集長が結婚したとの記載があります。

58~59ページ

プレゼントコーナーとポケットハウスを販売している店舗の一覧です。
おそらくこの頃はまさにブームのピークにあり、最も販売部数が伸びていたと思われます。

60ページ

編集後記です。
ポケットハウスでビリヤードチームを結成して、対戦相手を募集していた
ようです。

61ページ

広告のページです。

62~63ページ

山本陽一氏のインタビュー記事です。
スタッフ野田はこの人のことは全く知りません。
今でも芸能活動しているのかな?

64~65ページ

「CUEートなハスラー」のコーナーです。
スタッフ野田の心の声「まったく、貴重なカラーページをこんな記事に使って・・・」

66~67ページ

「ヒノーズ・オープン」の記事です。
ポケットハウス第1号の裏表紙に広告が出されていたトーナメントです。
優勝賞金100万円の効果か、128名の枠に200名以上の参加申し込みが
あったようです。

68~71ページ

すべてカラーの広告ページです。
これだけ広告が多いことも、ビリヤードブーム全盛期を象徴しています。

裏表紙

ポケットハウスで販売しているビデオの広告です。

ピカソ創刊号は、雑誌というより小冊子といった物でしたが、この頃になると内容も充実して読み応えのあるものになっています。
村田編集長は人員を増強してさらにページ数を増やして、いずれは書店で売れるようにする・・・なんて夢を抱いていたのではないでしょうか。
これを先に実現したのが、ポケットハウスと同じ1987年に創刊された「ビリヤードマガジン」でした。

近日中に第4号をご紹介します。

ポケットハウスもビリヤードマガジンも廃刊となって久しいですが、日本でただ1つビリヤードの定期刊行誌として「CUE'S」が頑張っています。

あなたのキューをMy Favorite Cueに掲載しませんか?

「My Favorite Cues」ページでは、皆様のお気に入りキューを紹介するページです。

自慢のマイキューをこちらのページに掲載ご希望の方は、キューショップジャパンLINEで直接写真を添付送信ください。キューショップLINEはこちら
必要な写真は以下の4点となっております。

①全体 ②フォアアーム ③バットスリーブ ④ジョイント

※写真角度などは紹介されているキューをご参照ください。
※お客様のこだわりや自慢のエピソードなどもございましたら、是非メッセージご記入をお願い致します。

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