スタッフ野田です。
4月11日~14日の4日間、2024年度のスーパービリヤードエキスポが開催されました。
残念ながらスタッフ野田は見に行けなかったのですが、特派員(?)の方から現地写真を
送ってもらいましたので、2回に分けてご紹介していこうと思います。

まずはいつも会場の入り口で販売されている、エキスポのロゴ入りアパレルです。
例年、Tシャツやポロシャツ、パーカーなどが販売されています。
今年は第30回目の開催なので、「30」の数字がアレンジされていますね。
1993年から毎年開催されているのですが、コロナのために未開催の年があり、今回が30回目となります。

会場内は各出展者にブースが割り当てられており、広さに余裕があればこの写真のように試し撞きやエキジビションプレー用にビリヤード台を置いていることも多いです。
ビリヤード台を運んでくるのは大変ですが、実はエキスポ運営側からダイヤモンド社製7フィートテーブルを借りることが可能で、ほとんどのブースではそれを使用しています。

上記のテーブルを供給しているダイヤモンド社のブースです。
手前側に色々なダイヤモンド製テーブルのパンフレットとラシャのカラーサンプルおよびレールやエプロンなどに使う銘木のサンプルなどが置いてあります。
アメリカでは一般家庭にビリヤード台を設置することが珍しくないので、こういったサンプルを見て色や材料を指定してカスタムキューならぬカスタムテーブルを要望する客層がいるのです。
奥側にはアメリカの大手ビリヤード用品販売会社「OMEGA」のブースがあります。
この会社はいつも壁際に広い範囲にわたって商品展示をしており、ゲテモノちょっと変わった商品もよく売られているので、スタッフ野田は宝探しをするような気持でこのブースを訪れていたものです。

さて、ビリヤードエキスポと言えば、やはり主役はキューです。(スタッフ野田の偏見による断言!)
なので、色々なキューの販売ブースをご紹介していきましょう。

これはTommy Migloiri 氏が販売しているキューです。
彼はいわゆるキューディーラーをしているようで、色々なメーカーのキューが並んでいます。
スタッフ野田には、珍しいキケルのフルスプライスキュー(左から5番目)が気になります。

BC Custom Cues に展示されていたキューです。
自社ブランドのキュー製作の他に、どのブランドのものでも修理やシャフト製作などを請け負っているようです。

Treadway Custom Cues です。
ベテランキューメーカーのジム・バスに師事していたジョッシュ・トレッドウェイがミズーリ州で製作しています。
展示本数が少ない(売れてしまった?)ですが、杢目と細かいインレイにこだわったと思われるキューがありますね。

J.Pechauer Custom Cues のブースです。
Jerry と Joe の親子でキュー製作・販売を始めたメーカーで、二人とも頭文字が「J」なので、J.Pechauer Custom Cues となったようです。
マスプロダクション・メーカーに負けないくらい非常に多種多様なデザインのキューがあります。

J.Prather Custom Cues のブースです。
プレーサーキューは、ダン・プレーサーが家族で立ち上げたメーカーですが、現在は息子のジェフ(中央のジャケットを着ている人)が経営を仕切っているため、J.Prather となっています。
プレーサーは、キューメーカーに部品を供給していることでも有名で、写真左側にはブランクと呼ばれるフォアアームの半完成品とバットスリーブのセットや各種部品が展示されています。
右側にはマイク・ステイシーのブースが見えます。ステイシーはいつもプレーサーと隣接したブースに出展しています。

pfd Custom Cues のブースです。
現在は pfd Studios と呼ばれています。キュースタンドの土台にそのロゴが見えますね。
ポール・ドレクスラーが妻のエレンと協力してキュー製作をしています。
夫婦でキューを作っている例は、シュレーガー、ベンダー、キース・ジョーシー、そして日本のHAKUキューなど結構あります。

アメリカを代表する大手キューメーカーのひとつ、メウチです。
ストレート部分が長い独特のシャフトは非常によくキレるので、スタッフ野田も何年か使っていたことがありました。
以前は毎年のように新しいデザインのキューを製作しているという印象がありましたが、近年はそれほど頻繁にモデルチェンジは行われていないようです。ブースが広い割には展示されているキューが少ないと感じます。
最近はカーボンシャフトも発売しており、それを装備したキューが何本か展示されています。

マスプロ・メーカーのもうひとつの雄、マクダモットのブースです。
マクダモットもカーボンキューを販売しており、MACH1(マッハワン)というカーボン製のブレイクキューを宣伝するバナーが見えますね。
バランスを自由に変えられるウェイトシステムなどの特徴的な機能を開発したりもしています。
また、ナビゲータータップを標準装備しており、写真のようにナビゲーター製品が展示されています。

今回はここまで。
近日中に第2弾をお送りします。

スパービリヤードエキスポでは中古のキューもたくさん売買されており、思わぬ掘り出し物があったりします。スタッフ野田もそういった恩恵にあずかったことが何度かありました。(^_^;)
キューショップでも中古商品を取り扱っており、新品より遥かに格安で入手できるものもありますので、チェックしてみてください。

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必要な写真は以下の4点となっております。

①全体 ②フォアアーム ③バットスリーブ ④ジョイント

※写真角度などは紹介されているキューをご参照ください。
※お客様のこだわりや自慢のエピソードなどもございましたら、是非メッセージご記入をお願い致します。

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